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Works

香港及び中国子会社の董事総経理職です。財務、総務、人事等、会社運営に関わる業務全般、製品の生産管理、開発、品質保証、船積み業務に対するマネジメントなど多岐にわたります。細かい実務は現場スタッフに一任していますが、意思決定、問題解決などは私が中心となり遂行しています。
また、当社グループの中において生産側に位置しますので、生産に係る案件の協議や調整を、中国及びラオス工場とも直接行います。
他、本社と連携し融資や為替など金融に関する銀行とのやりとり、税務、監査などに関するコンサルティング会社とのやり取りなども主たる業務の1つとしてあります。

Career
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入社前と入社後で感じた
ギャップについて
教えてください。

入社前と入社後で感じたギャップについて教えてください。

扱っているものは玩具という、夢のあるビジネスであり、店頭でさまざまなメーカーの商品が陳列されているのを見ると、心躍り、華々しく見えますが、その裏では競合メーカーとの熱い闘いが繰り広げられており、その点は改めて驚きました。新卒配属時営業職でしたが、他社の方と良い陳列場所を巡って売り場で闘ったこともありましたね。しかし競合メーカーは大切な良きライバルです。時には協力、時にはしのぎを削りながら、今後も業界全体でより良い商品を造っていければと思います。

Interview

なぜ中国駐在に立候補したのでしょうか。
動機について聞かせてください。

入社6〜7年目頃から会社がグローバル化に大きく舵を切り始め、社内の雰囲気もそれまでと比べ明らかに変化し始めました。下からも続々と優秀な後輩が入社してくる中で、当時は外国語を一切話すことができず、この先このまま日本で仕事をし続けたとして会社で生き残れるだろうかと考えはじめ、また、商品開発部門におりましたので、生産現場でもっと勉強したいという思いから、9年目に中国駐在を希望しました。私は二度駐在していますが、1回目はより生産現場に近い立場で生産、開発、品質保証などを学びました。そして一度日本に帰任した後、2回目は16年目で、それまでのキャリアを生かしながらマネジメントについてさらに勉強したい、携わりたいという思いで、再度希望し現在の職務に至ります。

仕事のやりがいについて教えてください。

1つの商品が企画、開発(製品化)、生産、検品、出荷、取引先様への納品を経て、お客様の手元に届くまでには、さまざまな部門が関わり、1つ1つ課題や問題をクリアしていく必要があります。私自身はその中でも開発~出荷の一端を担っておりますが、商品をお客様が手に取り実際に購買される姿や、特にシルバニアファミリーはSNS上に写真とともに好評価をあげてくださる方も多くおり、それらを拝見すると感慨深いものがあります。製品化に苦労したものなどは特にうれしいですね。もちろん改善点などのご意見も頂きますので、それらを真摯に受け止め、品質向上に繋げております。
月並みではありますが、どの部門においてもモノ造りには関わることができ、メーカーで働く人間にとっては、やはり一番の醍醐味であり、やりがいがある点であると思います。
その他、当社には海外で働く、海外の方と仕事をする機会が多分にあり、私自身も社会人になって約半分を香港・中国で過ごしておりますが、仕事の他、生活面においても貴重な体験ができ、自身を大きく成長させることができるのも、面白くやりがいがある点です。

一番苦労した仕事のエピソードを聞かせてください。

1度目の駐在の時と2度目では役割が異なりますが、いずれにおいても苦労はたくさんあります。 1度目の駐在の時は、現場寄りの業務でしたが、野球盤やシルバニアファミリーなど主力商品の開発、生産管理において、苦労がありました。企画者が狙った商品価値を実現する為に工場側とも協力しながら、サンプルをいくつも造り毎日遅くまで試行錯誤を繰り返したり、安定した品質を維持するために生産工程や検品体制の見直しなども行いました。大変なものほど取り組んでいる最中はしんどいのですが、目標をクリアした時の達成感はその分大きいです。
また、今までの経験を踏まえ、忘れず心に留めているのは、海外で仕事をしている以上、日本人の精神や考え方が通用しない場合があるということです。
日本の感覚で仕事を依頼しても、狙った結果が得られない場合があったり、その依頼自体を理解されない場合もあったりと、慣れるまでは大変苦労しました。日系企業だから、ということで日本の考え方を押し付けるのではなく、相手国の文化、風習、働き方を理解しながら、一緒に業務に取り組むことが重要であり、信頼関係も構築されていきます。語学の習得も大切ですが、それはあくまでコミュニケーションツールの1つであって、相手を理解することが最も大切だと思います。

仕事の中で大事にしている「ヒト・モノ・コト」は何ですか。
その理由も教えてください。

①「一緒に働いている現場スタッフ」
目標の達成には皆の頑張り、モチベーション向上が最重要です。スタッフが良いパフォーマンスを発揮できるよう、さまざまな面でケアするよう努めています。
②「やってみる、挑戦する心」
駐在が務まる根拠は正直何もなかったですし、日々の業務で無駄や後悔することもいろいろとありましたが、口を開けて待っているだけでは、良い結果も相応の対価も得られません。行動には責任も伴うので、慎重さも必要ですが、何事もまずやってみることが大事だと考えます。
③「手書きでToDoリストを作成すること」
当たり前かもしれませんが、やはりとても大切なことです。仕事が増えてくると、焦りからどの仕事も手につかなくなってくるので、心を落ち着かせる意味でも手書きで整理、作成します。いろいろ試して手書きに落ちつきました。

今後のキャリアプランを聞かせてください。

今まで培ってきた生産、開発、財務などの経験を生かしながら本社幹部としても会社の発展に貢献したいと考えています。知識、発想力、柔軟な対応力もますます求められますので、現在の業務を通し、不足の部分あれば自己で学習し補うなどしております。
他、入社の動機でもあるのですが、子供達が夢中になってくれるようなヒット商品の生産、開発にも携わり続けたいですね。

Schedule

09:00

出社・メールチェック

一通り確認し、優先順位をつけながら内容を整理。

10:30

本社と生産ミーティング

生産に係る案件の情報共有や、問題事項に対する協議、解決の他、生産予定品目及び数量に関する打ち合わせ。生産工場振り分けや、新製品の開発状況、納期確認なども行います。

12:15

昼食

13:15

財務ミーティング

年間予測、キャッシュフロー、金融、監査案件に関し打ち合わせ。こちらで解決が難しい案件があれば、本社と協議を行い、解決案を決定します。

14:00

統括会議

中国オフィス、ラオス自社工場、中国自社工場スタッフと一同にWebミーティング。各社の業績、設備投資、金融案件などの他、工場の現況や今後の生産オーダー、開発製品に関する打ち合わせを行います。コロナ禍でなければ、各現場にて行うこともあります。

16:00

人事ミーティング

就業規則、保険、福利厚生に関する打ち合わせ。就業規則などは定期的に見直し、働きやすい環境を作るように心がけています。

17:00

残務処理

連絡漏れなどの確認。急ぎの案件以外は、無理せず翌日以降へ。

19:00

退社

2022年12月現在の情報です。