



シルバニアファミリーやアクアビーズなどのターゲット層に対して、ブランド・商品の魅力を最大限伝え、購買に繋げるためのマーケティング施策を検討しています。デジタルシフトが大きく進む現代では、多様なプラットフォームを使って情報伝達、ブランド認知を上げていく必要があり、マーケティングプランも複雑化してきました。各国のブランド認知度や、販売の歴史、文化等の違いを踏まえ、最適なプランに落とし込んでいきます。



入社前と入社後で感じた
ギャップについて
教えてください。
入社前と入社後で感じたギャップについて教えてください。
想像していた以上に、若手のうちから海外での活躍の機会を与えられることです。初めての海外出張は入社一年目の終わり頃で、二年目でマーケティング部に異動になって以降は、2〜3ヵ月に一度のペースで北米、欧州、アジア等、さまざまな国へ出張をしてきました。日本国内の企業で、これほどまで世界各国のビジネスを見ている会社は、なかなか無いのではないかと思います。

現在携わっている仕事内容を聞かせてください。
主に海外のマーケティングを管轄するチームに所属しています。メインの担当は、北米・カナダですが、チーム内の各国担当者と一緒に、海外全体を見ています。欧米・アジアの海外販売会社のマーケティングチームと連携して、シルバニアファミリーやアクアビーズのターゲット層の子どもたちに対して、ブランドや商品の魅力を最大限伝え、最終的に購買へ繋げるためにどのようにマーケティング予算を配分するのが最適なのかを検討しています。過去には、TVCMを使って、大半のターゲット層の子どもたちへ情報を届けることができましたが、現在は、子どもの生活の中でもデジタルシフトが大きく進んでいます。多様なプラットフォームを使って情報伝達、ブランド認知を上げていく必要が出てきたので、マーケティングプランも複雑化してきました。各国ごとのブランドの認知度、販売の歴史、文化的な違い等を考慮に入れるため、各国のマーケティング担当者とコミュニケーションを取りながら、日本やその他の国での成功事例を共有し、最適なプランに落とし込んでいきます。
仕事のやりがいについて教えてください。
世界中で販売され、長年愛されているブランドに携わった仕事をしていること自体に、やりがいを感じます。また、大学時代には異文化交流に興味を持っていたので、欧米からアジアまで、多様な国の人たちとコミュニケーションを取りながら仕事ができていることも、やりがいのひとつです。
TVCM制作を担当していた時は、世界中で自分が制作に関わったCMが放送されていることにやりがいを感じ、出張先で初めて自分の目でそれを見た時に感動したのを覚えています。
一番苦労した仕事の
エピソードを
聞かせてください。
一番苦労した仕事のエピソードを聞かせてください。
入社2年目、ロシアでのTVCM撮影が、印象深いエピソードです。当時はまだ、マーケティング部に配属されたばかりで、映像制作に関する知識も経験も乏しかったので、異国の初めての土地での撮影は大変でした。撮影現場では、英語も100%は伝わらない状況だったので、見振り手振りでジェスチャーも交えてコミュニケーションをしていました。コマ撮りの撮影で時間がかかるため滞在期間も長く、なかなか辛い時もありましたが、上司・先輩方や制作プロジェクトスタッフの方々から、時差も関係なくサポートいただいたおかげで乗り越えることができました。また、自分が担当したTVCMが世界各国で流れるということにやりがいを感じていたので、それも大きな支えとなっていました。

上記の困難を乗り越えて、どのような成果が得られましたか。
文化や考え方の異なる人たちと一緒に、コミュニケーションを取りながらひとつのものを完成させていく経験は貴重でしたし、現在の仕事にも繋がっています。また、だいぶ時間は経ちましたが、当時は右も左もよく分からない中で、とにかく飛び込んでみるということで度胸がついたと思うので、今でもたまに振り返って、奮起することはあります。
仕事の中で大事にしている「ヒト・モノ・コト」は何ですか。
その理由も教えてください。
競合等、他のブランドにも目を向けることです。デジタルプラットフォーム上では、基本的に国境問わずアクセス可能なので、YouTubeチャンネルや、Instagram等で競合ブランドがどんな動画や投稿をアップしているのかをチェックして、参考にしています。
今後のキャリアプランを聞かせてください。
シルバニアファミリーが、日本では2世代・3世代で受け継がれて遊ばれる玩具となっているように、海外でもより浸透し、長く愛されるようなブランドに成長していくようなマーケティングサポートをしていきたいです。海外では特に、子どもたちの生活や成長の中で、玩具がどのような役割を果たすのかという観点も重視されているので、シルバニアファミリーやアクアビーズが持つ強みを、そのようなブランドメッセージと共にしっかり伝えていきたいです。

10:00 |
出社・メールチェックメールの大半は海外からのもので、夜の間に各国から連絡が来ているので、朝一でチェックをしています。 |
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11:00 |
チームミーティンググローバル広報宣伝室では、日本国内と海外両方のマーケティングを管轄しており、週一のチームミーティングの中で情報共有をしています。基本的には、国内限定のマーケティング活動は行わず、グローバル全体で効率的に展開できるマーケティングを目指しています。 |
12:00 |
お昼休憩 |
13:00 |
海外各国デジタル広告進捗チェックデジタル広告は、リアルタイムで数値が見えるので商戦期のタイミングでは、各国の進捗を随時チーム内で確認しています。 |
15:00 |
海外販社向けプレゼン作成海外販社に対して、マーケティングプランニングの方針や、プロモーションに使用できるマーケティングツールをプレゼンする機会が数ヵ月に一度あります。 |
16:00 |
海外販社(欧州)とのオンラインミーティング時差の関係で、ヨーロッパ各国とのミーティングは夕方からになります。UK、フランス、ドイツ、スペイン等のマーケティング担当者と、各国のマーケティングプランについて、ディスカッションをすることが多いです。 |
18:00 |
ミーティングフォローアップ等互いに合意した内容を明確にするために、ミーティング後の議事録まとめや、メールでのフォローアップ等を行います。 |
19:00 |
退社 |
2022年12月現在の情報です。