座談会
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海外営業若手社員
H.T.×R.K.×S.H.×A.N.
MEMBER
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H.T.
入社2017年
第二グローバル営業本部
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R.K.
入社2018年
第一グローバル営業本部
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S.H.
入社2022年
第二グローバル営業本部
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A.N.
入社2023年
第一グローバル営業本部
※2025年5月時点の情報です
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今、どのような仕事をしていますか?
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H.T.:
第二グローバル営業本部において、アジア・中東地域を担当しています。中国の販売会社やグループ会社に対し、商品の供給、販売戦略の調整、売上管理などの業務を行います。エポックグループの方針を販売会社に伝え、理解を促すことも重要な業務の一つです。
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S.H.:
私もアジア・中東地域を担当し、特にトルコと韓国の代理店営業を行っています。代理店の担当者と商品の発注やマーケティングのサポートで日常的に連絡を取り、年に数回、現地に出張して売り場の視察やマーケティング活動も実施します。
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R.K.:
私は第一グローバル営業本部において、欧州エリアを担当しています。具体的には、ドイツ、フランスおよびその周辺国のマーケットを、現地の営業担当者と共に担当し、売上拡大のための戦略を立案します。また、海外の情報を日本側に伝えたり、日本側作成の資料や情報を海外へ共有するなど、双方の橋渡し役も担います。
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A.N.:
R.K.さんと同じく、私もフランスとドイツを中心とした欧州地域を担当しています。メールでの連絡やマンスリーミーティングを通して現地の状況を確認し、情報共有に努めています。
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海外営業部で業務をする前と後で感じたギャップはありましたか?
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R.K.:
海外営業の仕事は、経験が必要で、入社後すぐに担当する機会はないと思っていました。しかし、実際は想像よりも早くチャンスが巡ってきたことに驚きました。最初は不安もありましたが、業務を通して多くのことを学び、若手でも十分に活躍できる環境だと実感しています。
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A.N.:
確かに!私は海外営業部配属一年目で、オランダ、ベルギー、フランスへ一人で出張する機会を得ました。他社ではなかなかない経験ですよね。
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S.H.:
私も配属一年目で韓国へ出張しました。出張の目的と理由が明確であれば、年次に関わらずチャンスが与えられますね。
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H.T.:
R.K.さん同様、他社では「5年や10年は国内経験を積んでから」と言われることが多い中、エポック社では若手の意欲を尊重し、提案や海外出張など、海外ビジネスに携わる機会が豊富です。積極的に海外で活躍する機会を与えてくれる点が魅力だと感じています。
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A.N.:
私は国内営業経験が浅く、入社2年目で海外営業部に配属されたため、当初は業務についていけるか不安でした。しかし、先輩方の指導のおかげで、様々な業務に携わり、成長を実感しています。英語についても、ビジネス英語が必須だと思っていましたが、日々の業務でビジネス英語を使用するうちに、自然と身につくため、過度に心配しなくても大丈夫だと感じました。
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グローバルビジネスをする上で大変だと感じることを教えてください。
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H.T.:
海外との取引では、イレギュラー発生時の対応が国内業務よりも難しいと感じています。以前、海外代理店への出荷でミスが発生し、現地販売スケジュールに影響が出てしまったことがありました。国内であればトラックで迅速な対応が可能ですが、海外では輸送に時間がかかります。この時は航空便で急送しましたが、輸出入手続きなど、国内取引では発生しない対応が必要でした。貿易の複雑さを痛感しましたが、上司や専門部署の協力を得て解決できました。
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A.N.:
私が海外営業部に来て苦労したのは、ヨーロッパ英語の聞き取りです。アメリカでの生活経験があり、英語は問題なく理解できると思っていましたが、ヨーロッパ英語は全く異なる言語のように聞こえ、3〜4時間の会議でも内容をほとんど理解できないこともありました。先輩から録音を繰り返し聞き、アクセントに慣れると良いとアドバイスをもらい、実践することで克服しました。
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S.H.:
海外代理店との交渉では、コミュニケーションの難しさを感じることがあります。先日、トルコの代理店との商談で意見の相違が生じ、相手が感情的になったことがありました。お互いに英語が母語でないケースが多いため、微妙なニュアンスや表現の選択に慎重さを要しますが、時間をかけて相互理解を深められています。
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R.K.:
私もコミュニケーションの面で苦労しました。特に、海外のベテランの方とのコミュニケーションは、最初大変でした。入社して数年の私が、30年の経験を持つ相手に本社の立場から指示を出すことは簡単ではありません。しかし、日々の丁寧な対応を積み重ねることで、徐々に信頼関係を築けました。メール一つにおいても相手の立場を考慮し、次の行動を予測して情報提供するなど、細やかな配慮を心がけました。
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仕事で感じるやりがいを教えてください。
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H.T.:
この仕事の醍醐味としては、現地のトレンドを捉え、自社商品とマッチングさせ、実際に商品化できることですかね。例えば、香港で人気の日本キャラクターとコラボしたアクアビーズ商品の現地販売を提案し、市場調査、販売計画、版権元との交渉、出荷、販売まで全てを担当させてもらったことがありました。
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S.H.:
私は、昔から海外の人との交流が好きで、仕事を通して英語で様々な国の人と交流できることには楽しさを感じています。言葉の壁を乗り越え、自分の言葉で相手に理解してもらえた時は、大きな達成感を感じます。
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R.K.:
私は海外の販売会社の方々と、言葉だけでなく、阿吽の呼吸で理解し合えた瞬間や、直接会った際に「これからも担当してほしい」と言われた時にやりがいを感じます。また、海外営業部では、ルーチン業務以外の業務が非常に多くあります。変化に富んだ日々を楽しめる方にとって、大きなやりがいと刺激を得られる環境だと思います。
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A.N.:
やりがいを感じたのは、配属一年目の時、ドイツで開催された大規模なおもちゃ展示会の運営責任者を任されたことです。数か月間、販売会社や社内各部署と連携し準備を進めるのは大変でしたが、運営を無事成功させた時の達成感は格別でした。
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今後の目標を教えてください。
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H.T.:
エポック社の商品、特にシルバニアファミリーの認知度向上と販売拡大に貢献したいと考えています。シルバニアファミリーですが、中国や中東などでは認知度がまだまだ高くない状況です。商品供給だけでなく、イベント開催やSNSでの情報発信など、多岐にわたる施策を通して、商品の魅力を伝えていきます。中国語を活かし、現地の方々に愛される商品へと成長させることが目標です。
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S.H.:
今後の目標は、海外駐在を経験することです。駐在時には、日本と韓国でのイベント成功経験を活かし、ヨーロッパなどイベントが普及していない地域で、現地の実情に合わせたイベント運営を成功させたいと考えています。新規市場の開拓にも挑戦したいですね。
また、新たな販売会社やグループ会社設立の際には、開拓メンバーとして第一線で活躍し、経験を積みたいと考えています。そのため、現在は営業だけでなく、マーケティングや出荷の流れなど、多岐にわたる知識と経験を吸収し、駐在に向けて準備を進めています。 -
R.K.:
担当するフランスとドイツ市場を長期的に成功させることです。特にドイツ市場は成長の可能性を秘めているため、これまでの苦戦を糧に、市場を成熟させたいと考えています。そのためには、市場と現地メンバーへの深い理解、また本社からの長期的な支援が不可欠です。
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A.N.:
目標は、フランスやドイツといった欧州市場に、日本やアジアで人気を集めている「キダルト」文化を根付かせることです。アニメやオタク文化は浸透しつつありますが、おもちゃを大人も楽しむ文化はまだ発展途上です。日本の成功事例やアジア圏のトレンドを積極的に共有し、イベントへの参加促進などを通じて、欧州でのキダルト市場を開拓したいと考えています。
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