座談会
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開発部門社員
K.N.×E.I.×S.H.×A.K.
MEMBER
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K.N.
入社2011年
ジグソーパズル事業部
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E.I.
入社2016年
シルバニア事業部
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S.H.
入社2020年
ゲーム事業部
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A.K.
入社2022年
トイ事業部
※2025年5月時点の情報です
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今、どのような仕事をしていますか?
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E.I.:
シルバニアファミリー商品部の企画開発室にて、シルバニアファミリーの商品全般の企画を担当しています。小規模な商品から大型のものまで、多岐にわたる商品を並行して開発していますね。人形自体の開発にも携わり、粘土や3Dソフトを駆使して原型となる顔の製作もしています。
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A.K.:
トイ事業部において、商品の企画開発を担当しています。トイ事業部の特徴は、企画から開発まで一貫して携われる点です。
私は現在、ホイップる商品の開発に携わっていて、担当する商品は、キャラクターIPを用いたものと、ライセンスのない独自商品の両方です。近年は、子供だけでなく大人も楽しめるキダルト層向けの商品開発にも力を入れています。また、商品の海外展開も担当しており、ホイップるにおいては、海外の規制に合わせ、日本国内向けの商品とは全く異なる仕様のものを一から開発しています。 -
S.H.:
ゲーム事業部にて、テーブルゲームの企画開発を担当しています。特に、キャラクターIPを活用した商品開発に注力しており、人気少年漫画のキャラクターを用いた、大人から子供まで楽しめるゲームを企画しています。また、国内外の市場を見据え、キャラクターコンテンツ事業として海外展開も視野に入れた商品開発も行っています。
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K.N.:
ジグソーパズル事業部で、企画開発を担当しています。人気キャラクター商品の企画開発や、日本で開発した商品の海外展開など、グローバルな業務にも携わります。市場のトレンドを常に把握し、新しいキャラクターや作品とのコラボレーションも積極的に行っています。
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やりがいを感じるのはどのような時ですか?
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A.K.:
やりがいを感じたのは、2025年に発売の新商品開発です。パッケージデザインから商品企画まで、全ての工程を自身で担当したことです。特に新しい仕様のパッケージを開発する際は、知識不足から苦労した点もありましたが、チームと協力し、商品が段々と完成に近づくにつれて、大きな達成感を得られました。
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E.I.:
A.K.さんと同様に、シルバニアの商品開発においても、企画段階から製品へと商品が形になっていく過程に、大きなやりがいを感じます。特に人形の造形では、細部にまでこだわって表情を作り込むため、SNSなどで好評を得られた時には、本当に嬉しいですね。
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S.H.:
幼い頃に触れたおもちゃを、今度は自分が作り手として送り出せることにやりがいを感じています。特に、自身がクリスマスプレゼントとしてもらった「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム」のリニューアルを任された時には、運命的な感動を覚えました。
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E.I.:
すごい!感動的なエピソードですね!
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K.N.:
たしかに、エポック社の商品は、流行に左右されず、長く愛されるものが多いですよね。一度販売して終わりではなく、リニューアルするなど長期にわたって販売しますね。
私は自身が手がけた商品が、時を経てお客様の手に渡り、幸せな時間の一部となっている光景を目にした時に、大きなやりがいを感じました。特に、かつて担当したアクアビーズ商品が、海外出張先で日本人家族のお土産として選ばれているのを見かけた際には、言葉にできない感動がありました。
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開発の仕事をする前と後で感じたギャップはありましたか?
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E.I.:
私が入社後に驚いたのは、シルバニアの開発における、常に新たな試みと試行錯誤の多さ・良い商品を作ることへの貪欲さです。自分の子どもの頃の記憶から変わらない世界観を維持しつつも、様々な進化が起きていたのです。私自身も開発にあたっては、守るべき軸と挑戦できる範囲を社内で検討しながら、開発を進めています。
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K.N.:
私は学生時代に編集や出版に関心があり、学生ライターや商業出版の経験もありましたが、企業を通じて製品を発売することについては、漠然としたイメージしか持っていませんでした。エポック社に入社後は、おもちゃの製造過程を知ることで、多くの人が関わり、厳格な安全基準とチェック体制があることを学びました。消費者として想像もしていなかった製品への責任感やものづくりの奥深さを知り、企業として製品を送り出すことへの意識が大きく変わりましたね。
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S.H.:
わかります。私も、おもちゃは、子供の頃にCMなどで見るイメージとは異なり、楽しさだけでなく、安全性の確保という重要な側面があることを開発に携わって知りました。
特に、子供の安全を最優先に考慮する必要があり、可動部の安全性や小さな部品の誤飲防止など、様々な制約の中で商品開発を進める難しさを痛感しています。あと、製造コストやキャラクターIPの使用料など、コスト面での苦労も想像以上でした。 -
A.K.:
私も入社して初めて、商品開発に多くの人が関わることを知り、その奥深さに驚きました。
また、業務の幅広さにも良い意味で驚きました。若手のうちから責任ある仕事を任され、2年目や3年目で担当商品の企画からパッケージデザイン、仕様決定まで一貫して携われるのは、他社ではあまり見られない魅力だと感じています。
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今後の目標を教えてください。
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E.I.:
企画室配属から3年を迎え、今後はより幅広い商品の企画に挑戦したいと考えています。また、少子化が進む一方で、大人向け市場は拡大傾向にあります。子供だけでなく、大人も楽しめるような、細部までより一層こだわった商品開発を目指します。
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A.K.:
エポック社には、シルバニアファミリーやアクアビーズのように、長く愛される商品が数多く存在します。私も、そのような商品を開発したいと考えています。少子化やグローバル化など、社会の変化を意識しながら、長く愛されるおもちゃ作りに挑戦します。
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S.H.:
大人から子供まで楽しめる、キャラクターライセンスを活用した商品開発に注力したいと考えています。私自身、アニメや特撮、映画が好きで、グッズを手にした際に「ここが違う」と感じることがあります。だからこそ、作り手になった今、原作のファンの方々にも納得いただけるよう、細部までこだわり抜いた商品を開発したいです。
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K.N.:
今後も、ジグソーパズルを通して、絵やキャラクターへの愛情が伝わるような商品開発をしていきたいです。また、多くの関係者と協働する中で、私自身もプロフェッショナルとして、頼られる存在になれるよう自己研鑽を重ねたいと考えています。これからも、多角的な視点からエポック社の商品開発に貢献したいです。
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