海外経験で培ったビジネス感覚を

次世代へ引き継いでいきたい

グローバルな視点で
若手がチャレンジできる社風

大学では外国語学部でポルトガル語を学び、ブラジルへの留学も経験しました。ポルトガル語学科を選んだ理由は、地理的に日本から離れている国の文化や言語を学ぶことで、感性や視野の幅を広げたかったからです。就職活動にあたっては、学んだことを生かし、グローバルな視点で働きたいと考えていました。おもに検討したのは、海外展開を積極的に行い、かつブラジルに子会社のあるメーカーや商社でした。エポック社は、インターンシップの情報を通じて出会いました。ポルトガル語専攻者を募集していると知った瞬間、これだ!と直感したことを覚えています。特に印象的だったのは、入社2、3年目から海外に駐在する社員もいるということ。若手でも様々なことにチャレンジできる社風だと感じ、入社を決めました。

入社4年目から
ブラジルの販社に駐在

入社当時、ブラジルの販売会社(以下、販社)に駐在していた先輩社員の帰国が検討され始めていたため、私はその交代要員として当初から渡伯が想定されていました。入社後1年間は、国内営業部で会社事業のベースとなる業務を経験。その後の約2年間で3つの部署を回り、マーケティング、財務、販売実績の分析などの業務に携わり、2023年5月からブラジルの販社「Epoch Magia(エポック マジア)」に駐在しています。
販社ではマーケティングを中心に、輸入管理、販売データの分析、売上予測の作成など多岐にわたる業務を担いながら、事業運営をサポートしています。マーケティング業務の主な内容は、デジタルキャンペーンやWeb広告、店頭販促などによるプロモーション。本社から支給される英語の広告素材を、エージェントとともにブラジル向けにローカライズするのも私の仕事です。販社におけるマーケティング担当は私だけ。常に主体的なアクションを求められる立場は責任重大ですが、だからこそ楽しく、またやりがいも感じられます。何より、組織の規模が大きくないため、事業全体を俯瞰しながら仕事を進められるのが大きな魅力です。マーケティング施策が売上に反映されると、大きな手応えを感じます。

幅広い業務範囲をカバー
関係者の支えに感謝する日々

仕事をする上で大切にしているのは、相手の方との認識を一致させることです。海外では様々なルーツや考えを持つ人たちと協働しなければなりません。日本人同士のような効率的な合意形成を望むのは難しく、伝えたつもりが伝わっていなかった、という事態を招きがちです。そのため、何事も曖昧なまま終わらせないように徹底しています。また、販社での仕事はカバーする業務範囲の幅が広く、未知の分野に突き当たることもしばしば。現地の関係者はもちろん、本社の各部署や前任者など、多くの人に支えられているため、常に感謝の気持ちをもって業務に当たっています。
アクアビーズやシルバニアファミリーは、ブラジルにおいてもトップクラスの市場シェアを占めています。適切なマーケティングで、さらなる売上拡大を狙うのが当面の目標です。将来、本社へ戻ったら、海外経験で培った多角的な視点やビジネス感覚を次世代へと還元し、若手社員のレベル底上げに貢献していきたいと思います。