グローバル展開を支え、
海外における認知度向上を目指す
入社前から海外ビジネスに関心があり、できれば自身のルーツの一部であるドイツに拠点をもつ会社で働きたいと考えていました。エポック社に興味を覚えたのは、先輩社員との懇親会に参加したとき、“海外に自社の販売チャネルがあり、生産から販売まで幅広く学べる”と知ったのがきっかけです。「社員数が多くないから、一人ひとり確実にチャンスが与えられる」という社員の言葉にも背中を押されました。最終的に入社の決め手となったのは、「子供に夢と感動 大人に遊び心を」というエポック社の理念。扱う商品を通じて人を笑顔にし、感動を与える、会社が掲げるその使命に強く共感し、この会社で働きたいと思いました。
エポック社は垂直統合型のビジネスモデルが構築され、グローバル営業の仕事においては生産から小売店に商品が並ぶまで、すべての工程に関わります。そのため、海外ビジネスに関するスキルを総合的に身につけられる点が、大きな魅力です。
私が在籍する海外営業部門の主な役割は、世界各地に広がるエポックグループの販売会社(以下、販社)の営業活動をサポートすることです。私はアメリカとカナダの販社を担当し、ともに立案した事業プランに沿って売上達成、売上UPに取り組んでいます。本社が策定する方針や販売戦略を共有し、同じ視座に立って販売を促進できるよう橋渡しをするのも、私たちの大切な役割。商品開発情報、販売促進施策やマーケティング、財務関連のデータ分析など、様々な情報を交換しながら現地の市場拡大に努めています。日々の売上実績や在庫状況、販売予測をもとに、取扱店で品切れが起きないよう、輸送期間を考慮しながら関係各所と調整するのも海外営業部門の仕事です。
一つの海外販社が管轄するエリアは広く、拠点によっては数カ国の市場をカバーしているところもあります。売上目標も大きな金額となり、責任が重い分、達成できたときの喜びも格別です。会社の業績に貢献している実感を得やすく、その点がやりがいにつながっています。
海外販社と仕事をするうえで、最も苦慮するのは「コミュニケーション」と「時差」です。時差の関係上、対話できるチャンスは限定的。日頃のコミュニケーションはメールに比重が置かれます。必要事項を効率よく伝え切れるよう、わかりやすく明確な表現を探り、簡単な数字もデータを用いて可視化するなど、認識のズレが生じないための工夫が欠かせません。直接会話をするときも、文化や言語感覚の違いで意思疎通に苦労することがしばしば。特にブランディングなど抽象的なことに関して認識を一致させるのは至難の業です。相互理解を深めるため、定期的にミーティングを設けて連携を強化しています。
今後も販社をしっかりとバックアップし、海外における認知度・ブランド力を日本に負けないくらい向上させていきたいです。